秋。爽やかで過ごしやすい気候。一方で、この過ごしやすさは、実は乾燥の始まりでもあるのです。肌にとって乾燥は、肌荒れ、シワ・・・あらゆる肌トラブルの原因になります。
そこで今日は、秋の乾燥肌対策におすすめの食材を、レシピとともにご紹介します。美味しく食べて、乾燥知らずのうるツヤ肌を目指しませんか？
乾燥シーズン到来！秋に食べたい潤い食材とは？
昔から食養生の世界では、「秋は糖質を盛れ」と言われています。
そう、これが、秋の乾燥肌対策のポイントです。
どういうことかというと、
ここで言う糖質とは、秋から美味しくなる、さつまいも、じゃがいも、里芋といった芋類、新米などの食材を指し、これらの糖質は、身体の内と外から乾燥を防いで潤いを保ってくれるのです。
なので、乾燥に負けない、うるツヤ肌を作るためには、これらの糖質をしっかり食べることが大事！この時期に糖質制限ダイエットなんてしているとカサカサ肌まっしぐら・・・！になってしまうので、くれぐれも気をつけてくださいね！
お米にお芋！旬の味覚で本当に肌の乾燥は防げる？
秋に収穫される新米、芋類ですが、その成分を見ても肌に嬉しい効果がたくさんあるのです。今日は、お米、さつまいも、里芋を例に、その効果を一つずつ見ていきますね！
①お米
肌を作るモトはタンパク質。なのですが、タンパク質は肉や魚だけでなく、実はお米にも豊富に含まれています。なので、最近流行しているような糖質制限のように、ご飯（お米）を控えて、肉や魚をたくさん摂ろうとしなくて大丈夫！むしろ、お米をしっかり食べないとエネルギー不足となり、筋肉やお肌のタンパク質が失われてしまうのです。
②さつまいも
さつまいもにはビタミンCが豊富に含まれています。その量はなんとりんごの10倍！さつまいもは芋類の中でも特にビタミンCの含有量が多いのです。さらに、デンプンに包まれていることで水に流失しづらいという特徴もあります。
ビタミンCといえば、言わずと知れた美肌成分ですよね。ビタミンCはコラーゲンの生成をサポートし、コラーゲンが生まれることで肌の細胞と細胞がしっかりとくっついて、細胞をきれいに並べてくれます。逆に、細胞がきれいに並んでいなければ、シワになったり細胞間の水分を保てずに水分量が不足することで乾燥肌へと導かれてしまうのです。
もう一点、さつまいもといえば食物繊維が豊富！腸内環境が整うこともまた美肌につながります。
③里芋
さつまいもと同様に、食物繊維、ビタミンCが豊富に含まれています。加えて、ビタミンB1、ムチンという成分も肌に潤いを保つ上では効果的なのです。
ビタミンB1は、皮膚や粘膜の健康維持に欠かせない成分で、不足するとせっかく摂った糖質もエネルギーにはなりません。
ムチンは里芋のネバネバ成分。水分を保湿する効果が高く、お肌の水分を保ってくれるのです。
昔から言われている食養生の知恵。そこにはしっかり根拠もあるのです＾＾
美味しい上に、乾燥肌対策に欠かせない、お米やお芋などの糖質。カロリーが気になるから・・・と制限するのではなく、上手に食卓に取り入れたいですね！
お米とお芋を一度に楽しむ！
うるツヤ肌に導く炊き込みご飯レシピ
今日は、一品でお米とお芋が両方楽しめる、炊き込みご飯のレシピをご紹介します。自然の甘さが際立つ、絶品さつまいもごはんです＾＾
さつまいもご飯
＜材料＞
米 2カップ
黒米 大さじ２
さつまいも 小1本（200g）
梅酢 小さじ1/2
＜作り方＞
①お米の1〜1.2倍の水で浸水しておいた米と黒米に、梅酢を加えて全体をさっと混ぜる。
②さつまいもを加えて炊く。
＜ポイント＞
・黒米と一緒に炊くことで、食感と彩りのアクセントになります（なくても美味しいです＾＾）。
・梅酢を加えることでさつまいもが鮮やかに炊き上がります。また、ほんのり塩味がついて、より甘さが引き立ちます。
★さつまいもレシピをもう一つご紹介！
ほんのり甘くて美味しい、さつまいもとしめじの重ね煮味噌汁です。食物繊維もたっぷり摂れる！身体に染み渡る美肌味噌汁です＾＾
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いかがでしたか？
糖質制限ダイエットの流行もあり、控える人も多いお米や芋類。けれども、秋から始まる乾燥シーズンには欠かせない食材です。美味しく食べて、乾燥知らずのうるツヤ肌を目指しませんか＾＾