日本が誇るスーパーフードである味噌汁。体に良いと言われる反面、塩分が気になる、という方も多いのではないでしょうか?塩分の摂りすぎは、高血圧やむくみなどの不調の原因になるからお味噌汁を控えている、という方もいるかもしれません。
でも、重ね煮味噌汁なら、毎食飲んでも大丈夫!むしろ、毎食だって飲んでほしい!
今日は、その秘密をお話しますね。秋におすすめの重ね煮味噌汁のレシピもご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください^^
味噌汁を毎食飲んだら塩分の摂りすぎ?
秋が深まり、気温も下がってきましたね。温かい汁物が特に美味しく感じる季節です^^我が家では、朝昼晩、毎食お味噌汁を飲む日もよくあります。
毎食お味噌汁を飲んだら塩分の摂り過ぎじゃない?
むくみの原因になるんじゃない?
そんなふうに思った方もいるかもしれません。確かに、
・具の少ないお味噌汁
・精製塩を使った味噌のお味噌汁
・インスタントのお味噌汁
このようなお味噌汁を毎食飲んでいるとしたら、塩分の摂りすぎによる高血圧やむくみなどの不調につながる可能性があります。一方、重ね煮味噌汁なら、毎食飲んでも塩分の摂りすぎやむくみを気にしなくても大丈夫!
その違いはどこにあるのでしょうか?
毎食飲んでも大丈夫!な味噌汁のポイント
先ほど例に挙げた、具の少ないお味噌汁・精製塩を使った味噌のお味噌汁・インスタントのお味噌汁と、重ね煮味噌汁の違いは2つ。味噌に使われている塩の種類と味噌汁の具材の多さです。一つずつ見ていきますね。
①味噌に使われている塩の種類
本来、塩に含まれるミネラル成分は人間の体にとってなくてはならないものです。ですが、このミネラルがバランスよく含まれているのは、天然の塩に限っての話。残念ながら、精製塩には含まれていません(ほぼ100%塩化ナトリウムなのです)。
塩分の摂りすぎによる不調が増えてきた背景の一つには、精製塩が出回ったことがあります。日本の海水から採れた、ミネラル豊富な天然の塩を使った味噌を選びたいですね。
②味噌汁の具材の多さ
重ね煮味噌汁は、カリウムを沢山含んだ野菜を5種類以上重ね煮した、具沢山味噌汁です。ここでのポイントはカリウム。カリウムには、体内の余分なナトリウム(塩分)を排出してくれる働きがあるので、カリウムとナトリウムのバランスを適切に保ってくれます。だから、重ね煮味噌汁は毎食飲んでも大丈夫!むしろ、飲むことで体のミネラルバランスを整え、不調を防いでくれるのです。
飲んで体感!重ね煮味噌汁レシピのご紹介
お寿司やラーメンなど、塩っぱいものを食べた後には、のどが渇きませんか?その場合は、緑茶でのどの渇きを止めたり、水をたっぷり飲んだりしますよね。体内でのナトリウムが多くなっていることを体が教えてくれています。
一方、重ね煮味噌汁は飲んでも喉が渇きません。そして、美味しい!これが何よりの証拠。塩分(ナトリウム)の摂りすぎにはなっていないのです。毎食飲んでも、むくむこともありませんよ^^
ぜひ一度、作って体感してみてください^^秋におすすめの重ね煮味噌汁レシピをご紹介しますね。
【材料と重ね方】
※味噌が一番上、きのこが一番下です。
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味噌 60g
油揚げ 1/2枚
ごぼう 20g・・・ささがき
人参 25g・・・いちょう切り
たまねぎ 60g・・・うす切り
さつまいも80g・・・半月切り
きのこ 60g・・・ほぐす-
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水 3カップ
ねぎ1本・・・小口切り
【作り方】
1.鍋にきのこを下、順にさつまいも、たまねぎ、人参、ごぼう、油揚げ、味噌と図のように材料を重ね、分量内の水をひたひたまで入れて、フタをして火にかける。
2.沸騰したら弱火にし、材料がやわらかくなるまで煮る。
3.残りの水を加えて味をととのえ、ねぎを加えて一煮立ちさせる。
【ポイント】
☆きのこは、えのきだけ、まいたけ、しめじなどお好きなものを入れてくださいね。きのこがないという場合は、こんにゃくやわかめでも代用できますよ。
いかがでしたか?
天然の塩を使った具沢山の重ね煮味噌汁なら、毎食飲んでも塩分・むくみの心配はありません。むしろ、飲むことで体内のミネラルバランスが整い、むくみ知らずの身体になっていきますよ^^ぜひ試してみてくださいね!